Roger Dean(ロジャー・ディーン)制作「Yessongs」。
2度目の登場、Roger Dean(ロジャー・ディーン)のこの作品はまさにロジャーワールド全開の、なんとも想像力を刺激するジャケットです。3枚組みで、ゲイトフォールドに広がるどこかの惑星。岩の上に佇んで空を眺める人。その背中に様々な物語をめぐらせてしまいます。
ロジャー・ディーンのジャケットはアートとして部屋に
飾っておきたい!と思わせる、レコードサイズを意識した作品だなぁとつくづく思います。
当時の中でもこのYesというバンド、そしてロジャー・ディーンというアーティストがやっていたことはかなり革新的だったはずで、それを最先端を走る彼らが先駆して行っていたことは非常に重要な意味があると思います。
それにしても映画Avatar(アバター)の世界観はかなりロジャー・ディーンの影響あるな~と感じる人も多いのでは。まさにロジャー・ディーンの世界が3Dになって動いている!!ドラゴンやら宙に浮かぶ岩だったりと共通項はかなり多いです。
個人的にはAvatar(アバター)はとても面白かったです。表現の方法も色々進化しているんだなと実感しました。
ただ映画とは違い、1枚の絵からそれぞれがそれぞれの物語を思い描けるということはジャケットならではのロマンがあるような気がします。