Rober Fisher(ロバート・フィッシャー)制作「ODELAY」。
一目見て「?!」っていうジャケットです。
なんじゃこりゃって思いつつ音を聴くとさらに「???!!!」。
音にピッタリと合ったイメージを打ち出しています。
当時はモップなのか、CGなのか、と話題になったのですが、結局のところコモンドールという犬種の犬らしいです。
前作で「俺は負け犬」と高らかに叫んだ鮮烈なデビューから、次はどんな音とジャケットになるんだろうという期待のハードルをいとも容易く飛び越えてくれました。犬が(笑)。
このロバート・フィッシャーというデザイナー。
BECK(ベック)以外にもNIVANA(ニルヴァーナ)、MORPHINE(モーフィン)、NO DOUBT(ノーダウト)など90年代を代表するアーティストのCDジャケットを数々手がけております。
70年代や80年代に比べて、90年代のジャケットというものを一言で言い表すのは難しいですが、彼の作品を羅列してみると当時のカラーというものが見えてくる気がします。