Nigel Waymouth(ニーゲル・ウェイマウス)制作「Bryter Layter」。
一見楽しげで軽やかな印象さえ覚える色合いのジャケットだが、中心に配置された写真には陰気で繊細そうな長身の男が写っています。この写真の男こそNICK DRAKE(ニック・ドレイク)であり、彼が歩んだ生き方を象徴するかのようなジャケット。
影に覆われて、その視線はどこに向けられているのか・・・。
Nigel Waymouthといえば先述したRick Griffinと同じ時代に生きた一人。サイケなポスターを多く手がける人物です。
シンプルに構成されたこのジャケットには妙に惹かれるものがあります。
日本のロックバンドBORISがギターをベースに持ち替えて、このジャケのオマージュをしていますね。